デジタル大辞泉 「醜の大夫」の意味・読み・例文・類語 しこ‐の‐ますらお〔‐ますらを〕【▽醜の大=夫】 愚かしい男。男性が自分を謙遜していう語。また、男性をののしっていう語。「ますらをや片恋せむと嘆けども―なほ恋ひにけり」〈万・一一七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「醜の大夫」の意味・読み・例文・類語 しこ【醜】 の 大夫(ますらお) くだらない愚かしい男。男子をののしったり、また、自分をへりくだっていう語。[初出の実例]「大夫(ますらを)や片恋ひせむと嘆けども鬼乃益卜雄(しこノますらを)なほ恋ひにけり」(出典:万葉集(8C後)二・一一七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例