里住み(読み)サトズミ

デジタル大辞泉 「里住み」の意味・読み・例文・類語

さと‐ずみ【里住み】

里居さとい」に同じ。→うち住み
源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く―もえし給はず」〈桐壺
出家意志を持ちながら、果たさずにいること。
「人に言ひさまたげられて、今までかかる―をして」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 かげ

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android