里住み(読み)サトズミ

デジタル大辞泉 「里住み」の意味・読み・例文・類語

さと‐ずみ【里住み】

里居さとい」に同じ。→うち住み
源氏の君は、上の常に召しまつはせば、心安く―もえし給はず」〈桐壺
出家意志を持ちながら、果たさずにいること。
「人に言ひさまたげられて、今までかかる―をして」〈かげろふ・中〉

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