日本歴史地名大系 「重倉村」の解説 重倉村しげくらむら 富山県:東礪波郡利賀村重倉村[現在地名]利賀村長崎(ながさき)長崎村の南、一四町にあり、南は大牧(おおまき)村へ一三町(村々道程駄賃付「十村宅左衛門覚書」寿川区有文書)。正保郷帳に村名がみえ高一七石、畑方のみで一町一反余。明暦二年(一六五六)には高一七石三合、免三ツ八歩六厘。同年以後、納所金子二両三匁五分余・塩硝役金子八分余・手上金子六分余、蝋・漆・蓑・紙役金子七分余、計三両一匁四分余を課せられており、この代銀一五四匁四分余を夏成・冬成の両度に納めた(天保一〇年「草高免付百姓数品々帳」利賀村公民館蔵)。家数は寛文期(一六六一―七三)以後幕末まで一(「五ヶ山廻帳」加越能文庫、「村々草高家数帳」生田家文書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報