最新 地学事典 「重力鉛直勾配」の解説
じゅうりょくえんちょくこうばい
重力鉛直勾配
vertical gradient of gravity
重力の鉛直方向の勾配のこと。通常は0.3086mGal/mという値である。しかし地下質量の不均一分布に起因する重力異常があれば重力鉛直勾配にも異常がある。重力鉛直勾配は重力異常の短波長成分に対してより敏感なので細かい地下構造の推定に用いられる。実際の値は鉛直方向に高さの異なる2点で重力差を観測して,それを高さの差で割れば得られる。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

