重宝を抱くものは夜行せず(読み)じゅうほうをいだくものはやこうせず

精選版 日本国語大辞典 の解説

じゅうほう【重宝】 を 抱(いだ)くものは夜行(やこう)せず

  1. ( 「戦国策‐秦策・昭襄王」の「懐重宝者、不以夜行、任大功者、不以軽一レ敵」による ) 貴重な宝物を持っている者は、夜道を歩いてはいけない。大きな目的をいだいている者は、その身をたいせつにして軽率な行動をしてはいけないというたとえ。

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