重宝を抱くものは夜行せず(読み)じゅうほうをいだくものはやこうせず

精選版 日本国語大辞典 の解説

じゅうほう【重宝】 を 抱(いだ)くものは夜行(やこう)せず

(「戦国策‐秦策・昭襄王」の「懐重宝者、不以夜行、任大功者、不以軽一レ敵」による) 貴重な宝物を持っている者は、夜道を歩いてはいけない。大きな目的をいだいている者は、その身をたいせつにして軽率な行動をしてはいけないというたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android