重継(読み)かさねつぎ

精選版 日本国語大辞典 「重継」の意味・読み・例文・類語

かさね‐つぎ【重継】

〘名〙
① 大型和船の上棚を前後別に造り、胴部で重ねて継ぎ合わせること。胴継(どうつ)ぎ。〔逸克流船造記(16C末)〕
和裁の縫い方の一つ。縫っている途中で糸が終わった時、その場所の少し手前から他の糸を重ねるようにして縫い継ぐこと。
継紙(つぎがみ)一種。同系統の色の薄い紙を下から順に色濃く五枚かさね、少しずつずらせながら切って他の紙に貼ったもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android