重陰(読み)ちよういん

普及版 字通 「重陰」の読み・字形・画数・意味

【重陰】ちよういん

陰気の深いところ。ふかいかげ。魏・王粲〔七哀詩、二首、二〕方舟大江(さかのぼ)る 日、我が心を愁へしむ 山岡、餘映り 巖阿、重陰を

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の重陰の言及

【重日】より

…八卦のうち,乾☰と坤☷は天と地にあたり,陰陽の本始,万物の祖宗とされ,巳は十二支のうち純の乾,亥は純の坤で,おのおの陰陽が重なることから,巳と亥を天地の本とし,巳の月にあたる4月巳の日,亥の月にあたる10月亥の日を重日と名付ける。この日は,おのおの重陽,重陰で,善悪ともに重畳するとして,種蒔き,祝言,薬の服用,きゅう,はりなどを忌む。各月の亥と巳の日を忌む場所もある。…

※「重陰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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