野々江村(読み)ののえむら

日本歴史地名大系 「野々江村」の解説

野々江村
ののえむら

[現在地名]大三島町野々江

現大三島町の南部に位置する。東南は山を負い、北はうてな村、西は口惣くちすぼ村に接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)越智郡の項には「野々江村 日損所、芝山有、林少有」とみえ、村高は二七八石九斗九升である。享保末年の「越智島旧記」によると、田畑面積は、田二一町九反五畝、畑三三町二反五畝、新田畑は田九町二畝一六歩、畑三町一反二畝で、新田開発の進展を物語っている。家数は九二軒、うち御水主定家数一一軒、御百姓家七七軒、無給家四軒、人数は四九四人である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む