大三島町
おおみしまちよう
面積:四二・七四平方キロ
今治市の北方海上にある大三島の西半部を占める町。大三島は古来大山祇神社の鎮座する神の島として知られてきた。現在、島の西半部が大三島町、東半部が上浦町となっている。大三島町域にあった村は、北から肥海・大見・明日・宮浦・台・野々江・口惣・浦戸・宗方の九ヵ村である。ことに大山祇神社のある宮浦では、江戸時代、四月の大祭日に大市がたち、歌舞伎芝居・富くじ・盤将会などが興行されて賑った。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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