東南(読み)トウナン

精選版 日本国語大辞典 「東南」の意味・読み・例文・類語

とう‐なん【東南】

  1. 〘 名詞 〙 東と南との間にあたる方角。ひがしみなみ。たつみ。南東。
    1. [初出の実例]「赤木東南嶋、黄楊西北峯」(出典:菅家文草(900頃)三)
    2. [その他の文献]〔易経‐説卦〕

ひがし‐みなみ【東南】

  1. 〘 名詞 〙 東と南との間の方角。とうなん。
    1. [初出の実例]「東南(トウナン)(〈注〉ヒカシミナミ)方五百万億国土のもろもろの大梵王」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android