出稼(読み)でかせぎ

精選版 日本国語大辞典 「出稼」の意味・読み・例文・類語

で‐かせぎ【出稼】

  1. 〘 名詞 〙 他の土地に出向いて労働すること。生活している土地を離れて、ある期間別の土地や国で稼ぐこと。また、農村などで、農閑期の間、都会や工業地などに臨時に稼ぎに行くこと。出稼ぎ労働。〔和英語林集成初版)(1867)〕
    1. [初出の実例]「彼等の息子や娘が、そっちへ出稼ぎに行ってゐるのだ」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android