量子化誤差(読み)リョウシカゴサ

デジタル大辞泉 「量子化誤差」の意味・読み・例文・類語

りょうしか‐ごさ〔リヤウシクワ‐〕【量子化誤差】

量子化したデジタル信号アナログ信号に変換する際、元のアナログ信号との間に生じる誤差量子化ビット数が大きく、サンプリング周波数が高いほど、誤差は小さくなる。量子化ひずみ。量子化雑音量子化ノイズ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の量子化誤差の言及

【パルス符号変調】より

…量子化とは標本化によって得られた標本値を,あらかじめ定めた有限個の振幅レベルのうちもっとも近いレベルで近似することである。近似により生ずる誤差は量子化誤差,あるいは量子化雑音と呼ばれる。量子化誤差はパルス符号変調を用いるシステムにとって不可避な品質劣化要因となるが,量子化のレベル数をある程度以上多くとることにより品質劣化を抑えることができる。…

※「量子化誤差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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