金兌換(読み)きんだかん(その他表記)gold conversion
conversion into gold

改訂新版 世界大百科事典 「金兌換」の意味・わかりやすい解説

金兌換 (きんだかん)
gold conversion
conversion into gold

一国の中央銀行がその国の発行した通貨について,一定の平価による金との交換を保証しているとき,その通貨は金兌換を認められているという。金兌換は単なる通貨と金との交換ではなく,中央銀行の法的保証をともなったものである。この金兌換は,一般の人には認められていなくても,他国の中央銀行や政府との間に認められているならばそれでよい。現在,金兌換を認めている国はない。
→金本位制度
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 渡部

世界大百科事典(旧版)内の金兌換の言及

【金本位制度】より

…また,(2)中央銀行は,その発行した銀行券と金との兌換(だかん)を法定平価にもとづき制限なく行うことを保証し,さらに,(3)金の輸出入の自由を認めなければならない。したがって,(4)中央銀行は,銀行券を含む通貨の発行にあたっては,その無制限の金兌換条項を守りうるような発行制度をもたなくてはならない。これら四つの条項を満たすことが金本位制の必須条件であった。…

※「金兌換」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

関連語をあわせて調べる

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む