金剛力士像(読み)こんごうりきしぞう

旺文社日本史事典 三訂版 「金剛力士像」の解説

金剛力士像
こんごうりきしぞう

伽藍を守護するため寺門に安置された一対の仏像
仁王ともいい,裸体の忿怒 (ふんぬ) の形に表現される。口を開いた方を阿 (あ) 像,口を閉じた方を吽 (うん) 像という。法隆寺の塑造仁王像が最も古く,東大寺南大門の木造(運慶・快慶作)は傑作とされる。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android