木造(読み)きづくり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木造
きづくり

青森県西部,つがる市中部,西部に位置する旧町域。津軽半島の日本海側基部にある。 1901年町制。 1955年川除 (かわよけ) 村,出精 (しゅっせい) 村,館岡村,越水村,柴田村の5村および鳴沢村の一部と合体。 2005年森田村,村,稲垣村,車力村と合体してつがる市となった。津軽平野の中央部を占め,かつては大部分の地が岩木川下流の低湿地にあった。縄文後期の土偶や壺が多数出土した亀ヶ岡遺跡は有名。江戸時代初期,弘前藩主2代目津軽信枚 (つがるのぶひら) がこの地に亀ヶ岡城を築いた。第2次世界大戦後,屏風山国有林地は砂丘地帯となり,スイカ,メロン,キュウリ,カボチャの栽培が盛ん。リンゴも産する。この砂丘地帯の外側は七里長浜と呼ばれる海岸が日本海に面して続いている。津軽国定公園に属する。

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大辞林 第三版の解説

もくぞう【木造】

木で作ってあること。また木で作ったもの。 「 -家屋」 「 -船」

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

もくぞう【木造】

木材で建物の骨組みを作る構造。軽量で組み立ても比較的容易にでき、経済的であることから、住宅などの小規模の建物で一般的に用いる。木の骨組みを土壁などで厚く塗り込めた土蔵造り、木の骨組みに石・煉瓦(れんが)・コンクリートブロックなどを壁面に埋め込む木骨造(もっこつぞう)なども含まれる。◇「木構造」ともいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木造
きづくり

青森県西部、西津軽郡(つがるぐん)、津軽平野の中央にあった旧町名(木造町(まち))。現在はつがる市の中央部南寄りを占める地域。1901年(明治34)町制施行。1955年(昭和30)出精(しゅっせい)、館岡(たておか)、柴田(しばた)、川除(かわよけ)、越水(こしみず)の5村と合併。2005年(平成17)、西津軽郡森田(もりた)村、柏(かしわ)村、稲垣(いながき)村、車力(しゃりき)村と合併して市制施行、つがる市となった。JR五能(ごのう)線が通じる。津軽(弘前(ひろさき))藩の新田開発によって開かれた地だが、湿地帯のため、木材を敷いて道路としたことから木作りの村名がおこった。1681年(天和1)には新田役所が置かれた。新田開発の際、日本海沿いに植林し、後年屏風山(びょうぶやま)とよばれる防風林を設け、砂丘を固定させた。第二次世界大戦後、砂丘地の開田と開畑を行い、スイカ栽培に成功した。畑地ではメロン、ナガイモ、キュウリ、カボチャなども栽培される。亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)は縄文晩期の遺跡として知られ、国史跡に指定されており、つがる市縄文住居展示資料館には出土品が展示されている。[横山 弘]

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精選版 日本国語大辞典の解説

きづくり【木造】

青森県つがる市の地名。津軽平野中央部に位置する。江戸時代に開発された新田地帯で、米の集散地。リンゴの栽培も盛ん。亀ケ岡遺跡がある。

もく‐ぞう ‥ザウ【木造】

〘名〙 木を材料としてつくること。また、そのもの。木製。きづくり。
※後二条師通記‐応徳二年(1085)二月一九日「木造仏初所造也」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉五「あの堂は木造(モクザウ)でも容易に壊す事が出来ない」

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