金吹(読み)かねふき

精選版 日本国語大辞典 「金吹」の意味・読み・例文・類語

かね‐ふき【金吹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉱石を溶かして金銀銅を取り出し、貨幣を鋳造すること。また、その職人。金吹き師。
    1. [初出の実例]「金ふきはふりに成るのがしまひ也」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
  3. 一般に、鉱石から金属を採取すること。また、その人。冶金家(やきんか)。〔和英語林集成初版)(1867)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 出典 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む