金持金を使わず(読み)かねもちかねをつかわず

精選版 日本国語大辞典 「金持金を使わず」の意味・読み・例文・類語

かねもち【金持】 金(かね)を使(つか)わず

  1. 金持ほど金を惜しがって使わない。とかくけちが多いということ。〔譬喩尽(1786)〕
    1. [初出の実例]「槍持は槍を使はず、金持は金をつかはず、弁当持先へ食ず」(出典:滑稽本・風来六々部集(1800)飛花落葉)

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ことわざを知る辞典 「金持金を使わず」の解説

金持ち金を使わず

金持ちほど金を惜しがって使わない。とかく金持ちはしまりやで、けちなものである。

[解説] あとに「やりち槍を使わず」「べんとうち先へ食わず」などの類句を重ねていうこともあります。

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