金森素玄領慶長十年飛騨国石高帳(読み)かなもりそげんりようけいちようじゆうねんひだのくにこくだかちよう

日本歴史地名大系 の解説

金森素玄領慶長十年飛騨国石高帳(飛騨国郷帳)
かなもりそげんりようけいちようじゆうねんひだのくにこくだかちよう

一冊

成立 慶長一〇年

原本 国府町岡村文庫

解説 飛騨国三郡ごとに、村高と田畑別の高および物成高を記す。一つの村高に対し村名が列記される場合もみられるほか、郷名の記載もある。総高三万八千七六四石余、物成高一万二千一一五石余。素玄とは金森長近の法名で、総高は同氏の拝領高(表高)を示す。慶長一〇年は、長近が天正一六年頃から天神山に構築中であった高山城が完成した年である。「岐阜県史」史料編近世一所収。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android