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金沢嘉兵衛 かなざわ かへえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

金沢嘉兵衛 かなざわ-かへえ

?-? 江戸時代後期の開拓者。
天保(てんぽう)9年(1838)ごろ大名貸の近藤亀蔵より資金をあおぎ,金沢九郎平と協力して,播磨(はりま)(兵庫県)加古郡池田村沿海を干拓し,2年間で79haの金沢新田をひらく。さらに飾西(しきさい)郡広畑村沿海を干拓し,85haの沖新鶴場新田を造成した。播磨出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

金沢嘉兵衛

生年:生没年不詳
江戸後期の海浜干拓技術者。播磨国加古郡高砂船頭町(兵庫県高砂市)の人。天保9(1838)年ごろ,同郡池田村地先の海浜の干拓を企画,印南郡砂部村(加古川市)の金沢九郎平と協力,知己の間柄であった加東郡太郎太夫村(小野市)の大名貸,近藤亀蔵から資金援助を受けて着工,同11年,耕地79haの干拓地造成に成功して金沢新田と命名。約3420mの防潮堤の構築には高度の技術を要し,総工費は銀1200貫におよんだ。さらに両人は同10年姫路藩命を受けて飾西郡広畑村(姫路市)地先の干拓に着手,同12年に竣工。資金は銀800貫,造成地面積約85ha,沖新鶴場新田と命名。これらの新田は資金提供者である亀蔵の所有となった。<参考文献>大林雄也『大日本産業事蹟』(平凡社東洋文庫』)

(葉山禎作)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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