金物尽(読み)かなものずくめ

精選版 日本国語大辞典 「金物尽」の意味・読み・例文・類語

かなもの‐ずくめ‥づくめ【金物尽】

  1. 〘 名詞 〙 すきまなく金具を打ちつけること。また、その物。
    1. [初出の実例]「かな物ずくめの乗物に、鎌倉やうの八人がた」(出典:浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android