金玉も釣り方(読み)きんたまもつりかた

精選版 日本国語大辞典 「金玉も釣り方」の意味・読み・例文・類語

きんたま【金玉】 も 釣(つ)り方(かた)

  1. 不正な役人でも引き(縁故ひとつで昇進するというたとえ。〔諺苑(1797)〕
  2. ( 睾丸もぶらさがり方次第で邪魔になることもあり、気にならないこともある、の意から転じて ) 人は心の持ち方次第で、気に入ったものはどこまでも贔屓するものである、ということ。
    1. [初出の実例]「あたりとなりのかみ様たちにわるく言るるを私がどぶばたで聞てゐて其気のどくさはきんたまもつりかたで、がうはらでなりませねど」(出典:洒落本・野路の多和言(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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