金精蘭(読み)きんせいらん

精選版 日本国語大辞典 「金精蘭」の意味・読み・例文・類語

きんせい‐らん【金精蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科多年草北海道本州九州山地にまれに生える。高さ二〇~六〇センチメートル。葉は根ぎわに三~五枚生じ、長さ約二〇センチメートルの狭長楕円形で、先は鋭くとがる。六月頃、葉間から抜き出た花茎直径約二・五センチメートルの淡黄緑色の花をまばらに五~一〇個斜め下向きに半開する。きんせいえびね。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む