金触媒(読み)キンショクバイ

化学辞典 第2版 「金触媒」の解説

金触媒
キンショクバイ
gold catalyst

金の触媒作用を利用した触媒.金は通常では化学的に不活性であるが,酸化物担体に担持した5 nm 以下程度の超微粒子触媒活性を示し,担体の種類により触媒特性がいちじるしく変化するという従来の貴金属系触媒にはみられない特異性を示す.悪臭除去触媒として実用化されている以外に,室温以下の低温度でのCOの酸化反応や,プロペンエポキシ化によるプロペンオキシドの高選択的生成反応などが知られている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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