金銀泥下絵和歌巻(読み)きんぎんでいしたえわかまき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金銀泥下絵和歌巻」の意味・わかりやすい解説

金銀泥下絵和歌巻
きんぎんでいしたえわかまき

金泥銀泥で描かれた下絵の上に,『古今集』『新古今集』などの和歌を散らし書きにした巻物。特に慶長~元和期 (17世紀初頭) 頃に制作された,宗達派の下絵に光悦流の書が調和した巻物をさす。俵屋宗達の下絵は平安時代以来の料紙装飾の伝統のうえに立ちながらも,造形性,装飾性の面で独創的。『四季草花図』 (畠山美術館) ,『鹿図』 (MOA美術館,シアトル美術館) ,『蓮図』 (東京国立博物館) など。

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