金鶏鳥(読み)きんけいちょう

精選版 日本国語大辞典 「金鶏鳥」の意味・読み・例文・類語

きんけい‐ちょう‥テウ【金鶏鳥・錦&JISEF82;鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きんけい(金鶏)[ 一 ]
  3. きんけい(錦鶏)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「或人が金鶏鳥を能う育つるといふ話に、金鶏は子をかへらすことを知らぬ玉子を産捨てぢゃ」(出典:松翁道話(1814‐46)五)
    2. 「Golden-pheasant 錦雞鳥(キンケイテウ)」(出典:生物学語彙(1884)〈岩川友太郎〉)
  4. ( 金鶏鳥の模様のうちかけを着る者が多かったところから ) 高級な遊女。上妓。
    1. [初出の実例]「八朔は金鶏鳥も鷺となり」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android