釘彫(読み)クギボリ

デジタル大辞泉 「釘彫」の意味・読み・例文・類語

くぎ‐ぼり【×釘彫(り)】

長押なげしを柱に釘づけするとき、割れないように長押裏面に彫った釘穴。
釘状のもので線刻すること。また、そのようにして作られた文様高麗こうらい茶碗などにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「釘彫」の意味・読み・例文・類語

くぎ‐ぼり【釘彫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 釘を打つため長押(なげし)の裏に彫った穴。〔日本建築辞彙(1906)〕
  3. 高麗茶碗などに施される釘で彫ったような模様。釘彫三島、釘彫伊羅保などに見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android