釘氷(読み)くぎこおり

精選版 日本国語大辞典 「釘氷」の意味・読み・例文・類語

くぎ‐こおり ‥こほり【釘氷】

〘名〙 寒さのために、手足が釘のように固くなり、氷のように冷えこごえること。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中「たたずむ足はくぎこほり身もひゑ渡りさえ帰る。こたつさへなき座敷牢

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デジタル大辞泉 「釘氷」の意味・読み・例文・類語

くぎ‐こおり〔‐こほり〕【×釘氷】

寒さで手足が釘や氷のように冷え凍えること。
「たたずむ足は―、身も冷え渡り」〈浄・寿の門松

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