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釜杭新村(読み)かまぐいしんむら

日本歴史地名大系 「釜杭新村」の解説

釜杭新村
かまぐいしんむら

[現在地名]加治川村釜杭

紫雲寺しうんじ潟の三角洲に位置し、南は高山寺新こうさんじしん村。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では川尻組に属し、延宝九年(一六八一)頃の高反別免割家数人数帳(寛政一二年写、新発田市史資料)には高四石一斗余・反別八反余、家数三・人数一一とある。宝永七年(一七一〇)幕府領、享保九年(一七二四)三日市藩領となり(「郷村高辻帳」伊藤喜太郎氏蔵)、同一三年の紫雲寺潟廻地先永荒覚(神田礼次郎氏蔵)によれば、高一八石七斗余が当村に荒地として引渡されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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