精選版 日本国語大辞典 「釣り革」の意味・読み・例文・類語 つり‐かわ‥かは【釣革・吊革】 〘 名詞 〙① 物をつり下げている革。[初出の実例]「肩から拳銃の吊り皮をブラ下げる」(出典:安吾新日本地理(1951)〈坂口安吾〉伊達政宗の城に乗り込む)② ( かつて、輪のついた革のひもであったところから ) 電車やバスなどで、立っている乗客がからだをささえるためにつかまる、上からつるされた輪状のもの。釣り手。[初出の実例]「吊革(つりかわ)に振(ぶらさが)りて立つも」(出典:風俗画報‐一二号(1890)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例