釣り革(読み)つりかわ

精選版 日本国語大辞典 「釣り革」の意味・読み・例文・類語

つり‐かわ‥かは【釣革・吊革】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物をつり下げている革。
    1. [初出の実例]「肩から拳銃の吊り皮をブラ下げる」(出典:安吾新日本地理(1951)〈坂口安吾〉伊達政宗の城に乗り込む)
  3. ( かつて、輪のついた革のひもであったところから ) 電車バスなどで、立っている乗客がからだをささえるためにつかまる、上からつるされた輪状のもの。釣り手。
    1. [初出の実例]「吊革(つりかわ)に振(ぶらさが)りて立つも」(出典風俗画報‐一二号(1890))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android