釣井村(読み)つるいむら

日本歴史地名大系 「釣井村」の解説

釣井村
つるいむら

[現在地名]熊山町釣井

西流していた吉井川が南方へ転じた西岸の自然堤防上にあり、北は河田原かわたはら村。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)川田かわた庄に村名がみえ、寛永備前国絵図では高三四六石余。「備陽記」によれば平場の川端集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程五里三〇町、船路倉安くらやす川通り岡山一歩蔵(現同上)まで六里一七町。田畠二一町七反余、家数三〇・人数二二九、渡船一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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