20世紀日本人名事典 「鈴木栄二」の解説 鈴木 栄二スズキ エイジ 昭和期の大阪市警視総監 生年明治34(1901)年3月10日 没年昭和46(1971)年5月24日 出生地奈良県 学歴〔年〕京大動物学科〔大正13年〕卒 経歴大正13年京大農学部助手から東大に入り、昭和3年卒業後、内務省に入った。23年大阪市警察局長、24年大阪市に警視総監職をつくり自ら警視総監となった。戦後の混乱期、闇市の取り締まりに強硬路線で当たり、トラブルメーカーとなった。26年鈴木を被害者とする名誉毀損告訴事件が無罪となったことで、鈴木懲戒処分の要求が起こり、市会警察委員会で「私が頑固すぎた」と自己批判、同年10月総監を辞任した。著書に「総監落第記」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by