鈴石村(読み)すずいしむら

日本歴史地名大系 「鈴石村」の解説

鈴石村
すずいしむら

[現在地名]二本松市鈴石町・五月町さつきちよう新生町しんせいちよう昭和町しようわまち鈴石東町すずいしあずまちよう芹沢せりさわ大久保おおくぼ堀越ほりこし八坂町やさかちよう米五町よなごちよう

平石ひらいし村の東に位置し、北は大平おおだいら村、南は和田わだ村・長屋ながや(現白沢村)、東は西勝田さいかちだ村・小浜成田おばまなりた(現岩代町)。「相生集」は村名の由来に関して、村に鈴の形をした石があり、昔は鈴の音のように鳴いたといわれるが「信ずるにたらず」と記す。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に鈴石とみえ、高一千二七六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android