鈴鹿墨(読み)すずかずみ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「鈴鹿墨」の解説

鈴鹿墨[文房具]
すずかずみ

東海地方三重県の地域ブランド。
鈴鹿市で製作されている。平安時代初期、鈴鹿山松脂を燃やして煤をとり墨がつくられたという。現在でも、植物性油煙を原材料として煤と膠を混合し、昔ながらの製法でつくられる。完成まで約100日間を要する。近年は、絵画用・書道用など用途に合わせた製品がつくられている。1980(昭和55)年10月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む