銀出(読み)ぎんだし

精選版 日本国語大辞典 「銀出」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐だし【銀出】

  1. 〘 名詞 〙 頭髪用の油の一つビナンカズラのつるの皮を短く切って水に浸し、ねばりをつけたもの。びんつけ油に似ているが、それより固く芳香が高い。ぎんだしあぶら。
    1. [初出の実例]「衣るいをととのへ、はなの露をつけ、ぎんだしなどをぬりたるは」(出典:洒落本・魂胆惣勘定(1754)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む