銀河回転(読み)ぎんがかいてん

精選版 日本国語大辞典 「銀河回転」の意味・読み・例文・類語

ぎんが‐かいてん‥クヮイテン【銀河回転】

  1. 〘 名詞 〙 銀河系がその核を中心にして回転運動を行なっていること。銀河中心を一周する時間は中心付近ほど短い。太陽付近の恒星は一秒間に約二五〇キロメートルの速度で回転し、約二億年で一周する。

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改訂新版 世界大百科事典 「銀河回転」の意味・わかりやすい解説

銀河回転 (ぎんがかいてん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の銀河回転の言及

【銀河系】より

…これらの諸方法で求めた80年代初期現在でのR0の値は,約3万光年である。
[銀河系の回転]
 銀河系の円盤部を構成している恒星や星間物質が,銀河系の重力で中心に向かってつぶれてしまうことなく,一定のまとまりを保っているのは,中心のまわりの回転,いわゆる銀河回転によって生ずる遠心力が重力とつり合っているためである。星々の銀河回転の状況は,それらの視線速度や固有運動の観測値から明らかにされてきた。…

※「銀河回転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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