鋸鎌(読み)ノコギリガマ

デジタル大辞泉 「鋸鎌」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐がま【×鋸鎌】

刃に鋸のような歯のついた鎌。麦刈りなどに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「鋸鎌」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐がま【鋸鎌】

  1. 鋸鎌〈農具便利論〉
    鋸鎌〈農具便利論〉
  2. 〘 名詞 〙 刃に、のこぎりのような多数の刻みをつけた鎌。主として稲や麦を刈るのに用いる。
    1. [初出の実例]「鎌〈略〉鋸鎌一丁、代銀五六分」(出典:耕稼春秋(1707)七上)

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世界大百科事典(旧版)内の鋸鎌の言及

【鎌】より

…【佐原 眞】
[日本鎌]
 古代から使われ,その種類も多いが,今日みられる種類のものが出そろうのは江戸時代中期である。大別すれば,刃部が滑らかな刃鎌と,刃に鋸のように目を立てた鋸鎌とに分けられる。前者は刃の厚さでほぼ3段階に分けられ,刃の薄いものは穀類や草の刈取りに用いられ稲刈鎌とか草刈鎌と呼ばれる。…

※「鋸鎌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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