精選版 日本国語大辞典 「鋸髪切り虫」の意味・読み・例文・類語 のこぎり‐かみきり【鋸天牛・鋸髪切虫】 〘 名詞 〙 カミキリムシ科の甲虫。体長二三~四八ミリメートルで、赤褐色ないし黒褐色。触角は体長より短く、一二節あり、各節に歯状突起があり、鋸歯(きょし)状を成す。前胸縁に二個の刺(とげ)状突起をもつ。幼虫は各種の針葉樹および広葉樹の朽ち木を食べる。各地に分布し、灯火に集まる。〔日本昆虫学(1898)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例