精選版 日本国語大辞典 「錠をおろす」の意味・読み・例文・類語 じょう【錠】 を おろす 錠をかける。鍵(かぎ)をかけてしめる。転じて、また比喩的に、かたくなになる。他を受け入れなくなる。[初出の実例]「大事のものはじゃうをおろし、そのじゃうに封を付くるなり」(出典:本福寺跡書(1560頃)大宮参詣に道幸〈略〉夢相之事)「心ひとつで起請を書て錠(ヂャウ)をおろした胸の中が気はづかしいやらくやしいやら」(出典:人情本・春色辰巳園(1833‐35)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例