鎖提灯(読み)くさりぢょうちん

精選版 日本国語大辞典 「鎖提灯」の意味・読み・例文・類語

くさり‐ぢょうちん‥ヂャウチン【鎖提灯】

  1. 〘 名詞 〙 持ち歩くとき便利なように、開閉装置に鎖を用いた箱提灯
    1. [初出の実例]「刃(やいば)薄を風の浪籍言水〉 鍍挑灯(クサリぢゃうちん)月また遅き道の端に〈暁夕寥〉」(出典:俳諧・東日記(1681)付録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android