鎖鋸(読み)くさりのこ

精選版 日本国語大辞典 「鎖鋸」の意味・読み・例文・類語

くさり‐のこ【鎖鋸】

〘名〙 鋸(のこぎり)一つ一枚、または数枚の歯を鎖状につなぎ、長楕円形の鋼板外周に取り付け、手もとの原動機で作動させるもの。原木の切出しなどに用いられる。

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世界大百科事典(旧版)内の鎖鋸の言及

【鋸】より

…手びきでも押すと引くの別があり,日本の現在のものはすべて引く形式であるが,外国ではすべて押してひく形式である。(2)には普通の手びき鋸,円板形の丸鋸,帯状の帯鋸や鎖鋸(チェーンソー)などがあり,手びき鋸には片刃,両刃のほか,細身の引(突)回し鋸,弦かけ鋸,枠鋸,両びき鋸などいろいろある。(3)には往復,回転,連続走行の三つがあり,手びき鋸はすべて往復であり,機械鋸のうちでも筬(おさ)鋸やミシン鋸は往復動である。…

※「鎖鋸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」