鎧着(読み)よろいぎ

精選版 日本国語大辞典 「鎧着」の意味・読み・例文・類語

よろい‐ぎよろひ‥【鎧着】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 初めて鎧を身につけること。
    1. [初出の実例]「寛永二年、肥前様御鎧着の節、伊豆守〈鍋嶋安芸也〉より鑓一筋進上仕候」(出典:葉隠(1716頃)四)
  3. 主君の鎧を着て供をする役。また、その人。主君が鎧を必要とするとき、ぬいで着せる役目もつとめる。
    1. [初出の実例]「次御駕。〈御弓袋差。御旗差。御甲着等。在御馬前〉」(出典吾妻鏡‐文治五年(1189)七月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android