鎮む(読み)しずむ

精選版 日本国語大辞典 「鎮む」の意味・読み・例文・類語

しず・むしづむ【鎮・静】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 物音などが静かになる。声や音が低く小さくなる。また、火の勢がおさまる。しずまる。
    1. [初出の実例]「珠衣(たまぎぬ)のさゐさゐ沈(しづみ)家の妹にもの言はず来にて思ひかねつも」(出典万葉集(8C後)四・五〇三)
    2. 「火が鎮んで自宅の方を見ると」(出典:東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉一六)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙しずめる(鎮)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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