鑊湯(読み)かくとう

精選版 日本国語大辞典 「鑊湯」の意味・読み・例文・類語

かく‐とうクヮクタウ【鑊湯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鑊」は釜の意 )
  2. 釜の中の湯。
  3. かくとうじごく(鑊湯地獄)」の略。
    1. [初出の実例]「吾死して鑊湯(クヮクタウ)に入る」(出典私聚百因縁集(1257)三)
  4. 火で溶解している金属日葡辞書(1603‐04))。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android