長吉殺(読み)ちょうきちごろし

精選版 日本国語大辞典 「長吉殺」の意味・読み・例文・類語

ちょうきちごろしチャウキチごろし【長吉殺】

  1. 浄瑠璃茜染野中の隠井(あかねぞめのなかのこもりいど)」の通称世話物。三段。原田由良助作。並木宗輔添削。元文三年(一七三八)大坂豊竹座初演。旧主のため刀の詮議に苦心する梅の由兵衛が女房小梅の弟の丁稚(でっち)長吉を殺し百両を奪うが、長吉は姉夫婦のため主人の金を盗み、死を覚悟して来たことが知れる筋。梅の由兵衛。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む