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丁稚 デッチ

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デジタル大辞泉の解説

でっ‐ち【丁稚】

《「でし(弟子)」の音変化という》
職人・商家などに年季奉公をする少年。雑用や使い走りをした。
子供を卑しめていう語。
「―唄へ、と言へば、畏まって」〈浮・一代男・四〉

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世界大百科事典 第2版の解説

でっち【丁稚】

商工業の家に年季奉公をする幼年者をいう。職人の家では弟子,徒弟とも称した。《大言海》によると〈でっち〉は弟子を〈でっし〉といったのから転じた語とされる。丁稚が多く使用されたのは江戸時代で,明治時代以後はしだいに変質し,いわゆる近代的な商業使用人となった。丁稚入りはふつう10歳前後で,親類,縁者の子弟またはその推薦によるものや,あるいは取引先の紹介によるものもあった。また口入屋の手を経て雇い入れるものもあった。

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大辞林 第三版の解説

でっち【丁稚】

〔「でし(弟子)」の転か〕
職人・商人などの家に奉公する少年。雑役などに従事した。
年少者をいやしめていう語。 「おお、でつくともせぬ-めが/浄瑠璃・出世景清」

出典|三省堂
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世界大百科事典内の丁稚の言及

【親分・子分】より

…生みのオヤが有力な家の家長やその妻やアトトリにオヤとなってもらって,無力な家に生まれた子がそのコ(子分)となる社会的事実は,ムラやマチの慣習や儀礼におけるオヤコナリ(親子成り)の仕方に見いだされた。家の内では家長と家の成員の関係としてのオヤコに,子方・子分・子供衆(商家の住込み子飼いの丁稚(でつち))もまた子と同様にコとして含まれる点に注目すべきで,家の拡大展開による本家分家(親族分家と非親族分家=奉公人分家,別家ともいう)の関係においてもこの原則はあった。本家・分家間の同族の関係は,明治の民法以来,法律上本家・分家とされたものとは違って,親子や養親・養子,また嫁・婿の範囲に限定されず,同族関係とオヤコ関係(親分・子分関係)が合致していたのが原型であり,のちに両者が分化された。…

【小者】より

…町奉行所の同心の配下にも小者があって,目明しと同様に犯人の捜査・逮捕にあたった。また町家に奉公した小僧,丁稚(でつち)なども小者と呼んだ。【北原 章男】。…

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