長崎抜天(読み)ナガサキ バッテン

20世紀日本人名事典 「長崎抜天」の解説

長崎 抜天
ナガサキ バッテン

大正・昭和期の漫画家



生年
明治37(1904)年4月1日

没年
昭和56(1981)年1月3日

本名
長崎 繁吉(ナガサキ シゲキチ)

主な受賞名〔年〕
放送文化賞〔昭和41年〕

経歴
大正13年時事新報に漫画記者とて入社、「ピー坊物語」「底抜けドンちゃん」などのヒット作を出した。戦後、昭和24年から19年間も続いたNHKラジオの長寿人気番組「とんち教室」にレギュラー出演して笑いをふりまいた。この間、時事小話を綴ったラジオ番組「喫煙室」の台本などで、41年に放送文化賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長崎抜天」の解説

長崎抜天 ながさき-ばってん

1904-1981 大正-昭和時代の漫画家。
明治37年4月1日生まれ。北沢楽天に師事する。大正13年時事新報社の漫画記者となり,子供漫画「ピー坊物語」「ソコヌケドンチャン」を連載して人気をえた。昭和29年「ゆう・もあ・くらぶ」をつくった。NHKラジオ「とんち教室」のレギュラーとして活躍した。昭和56年1月3日死去。76歳。東京出身。本名は繁吉。作品ほかに「マメ子とハト坊」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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