明治〜昭和期の漫画家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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漫画家。東京生まれであるが本籍は埼玉県大宮市(現さいたま市)。若いとき大野幸彦主宰の大幸館絵画研究所で絵を学び、のち横浜の英字週刊紙ボクス・オブ・キューリアスに入社、挿絵を描く。1900年(明治33)時事新報社に移って漫画を執筆、これが世に認められた。05年、自ら漫画週刊紙『東京パック』を創刊。27~29年(昭和2~4)にはヨーロッパを巡歴、ロンドンで個展を開いた。帰国して『楽天パック』『家庭パック』を発行、日本漫画会の会長を務めるなど漫画の普及に努めた。わが国の近代漫画の育ての親ともいえる存在であった。
[永井信一]
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出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…有楽社発行。北沢楽天が主宰し,スタッフに川端竜子,坂本繁二郎,山本鼎,石井鶴三ら,のちに一家をなす画家たちを擁していた。四六四倍判16ページ建てで,色刷り(石版4色刷り)が新鮮だった。…
…90年には《日本人の生活》,93年には漫画雑誌《ル・ポタン》を発行した。英仏漫画家の政治風刺は,日本人に刺激を与え,《団々珍聞(まるまるちんぶん)》に本多錦吉郎,小林清親の時事漫画があらわれ,《時事新報》の北沢楽天(1876‐1955)が,1905年に漫画雑誌《東京パック》を創刊するに至って,政治風刺を主眼とする漫画の流れがあらわれた。その際に,《鳥獣戯画》をはじめ《地獄草紙》《餓鬼草紙》《病草紙》,江戸時代に入っての浮世絵,大津絵,鳥羽絵,さらに南画,禅画等における漫画的手法が掘り起こされて,大正時代に入っての岡本一平,近藤浩一路,池部鈞,前川千帆,宮尾しげをの漫画があらわれる。…
※「北沢楽天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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