長期経営計画(読み)ちょうきけいえいけいかく(その他表記)long-range planning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長期経営計画」の意味・わかりやすい解説

長期経営計画
ちょうきけいえいけいかく
long-range planning

企業の経営方針に基づいて立てられた,2年以上にわたる経営計画。その典型的なものは5ヵ年計画である。長期計画は短期計画を統制する役割をもち,短期計画実施の結果に基づいて再び手直し,それによって新しい短期計画を立てるというように積極的に活用される。通常は全般的経営計画の形態をとるが,設備投資計画,立地計画,長期資本計画,長期人員計画,新製品計画,開発計画,多角化計画などの長期プロジェクト計画が含まれる。

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世界大百科事典(旧版)内の長期経営計画の言及

【経営・経営管理】より

…前者はライン(管理)部門であるが,後者は最高経営者層の全社的年次計画・統制を補佐するスタッフ(管理)部門であった。さらに60年代以降は政府の所得倍増計画などにも刺激されて,長期経営計画の作成がしだいに多くの企業で盛んになった。技術革新の激しい環境のもとで急速に成長していく日本の企業を,長期的観点から計画管理しようとする最高経営者層の要求を反映している。…

※「長期経営計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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