日本歴史地名大系 「長浜上郷村」の解説 長浜上郷村ながはまかみごうむら 埼玉県:児玉郡上里町長浜上郷村[現在地名]上里町長浜上長浜村とも称する。長浜村の南に位置し、西は神流(かんな)川を挟んで上野国緑野(みどの)郡小林(こばやし)村(現群馬県藤岡市)。寛永四年(一六二七)の年貢割付状(松原家文書)によれば、田方の年貢米一三九石余、畑方の永六貫五〇〇文余となっている。しかし正保国絵図・田園簿などには村名はみえない。元禄郷帳・国立史料館本元禄郷帳では高四〇〇石、旗本植村領。「風土記稿」は村高の変化から、南の四軒在家(しけんざいけ)村(現神川町)からの分村と推測している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by