長秀(読み)ちょうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長秀」の解説

長秀 ちょうしゅう

?-? 唐(とう)(中国)の僧。
平安時代中期の天暦(てんりゃく)(947-957)のころ九州へ渡来。もともと医師で,近江(おうみ)(滋賀県)の梵釈(ぼんしゃく)寺にまねかれ,僧務をおこないながら医事もこなした。肉桂が薬としてつかえることをおしえ,医書を朝廷に献じた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android